やりたい仕事や好きな仕事を探すのは良いけど、安易に起業するのは危険です。




こんにちは、関根です。

某サイトの「好きなことで生きていく」というキャッチコピーが有名になり、羨ましがったり、自分もそういう生き方をしよう!と意気込んでる人も多いようです。

ではでは、1つ質問です。

「好きなことだけして生きていくぞ!」
「嫌なことは絶対やらないぞ!」

と勢いで安易にビジネスを始めてしまった人の末路はどうなるでしょうか。

はい、そうですね。残念ながら95%以上の人は失敗してしまうんですね。

まず1つ言うと、「好きな仕事」や「やりたい仕事」ってそう簡単に見つかるもんじゃないんですよね。

無理やり探したとしても、それが勢いで浮かべたものなのか、「今の生活から抜け出したい」という口実のために浮かんだものなのか、その真相はある程度時間をかけて読み解いていかないと本当の気持ちなんてわからないんです。

安易に起業するのは危険

「起業しよう!」や「いつまでサラリーマンやってるの?」といった誘いや煽り広告を目にしたことがあると思いますが、これはどうなんでしょうか。

こういうことを言う人は決まっています。

それは、起業を勧めてさらに「自分のメルマガを読んでくれたら成功します!」のように宣伝して、そのメルマガで結構お高い商品を売りつけます。

上手く勧めたらそれだけお金が入ってきますから、精神論だけの勢いで「起業しなきゃこれからの時代はダメだ」とマインドコントロールしてくるんです。

高額商品や高額セミナーにお金を払って、結果無駄金になってしまったという人を僕はよく知っています(というより、今でもそういう相談はよく来ます)。

 

精神論ももちろん時として大きな役割を果たしますが、精神論だけではどうにもならないことってたくさんあるんですよね。

「よし、寝ずになんでも頑張る!」とそのときは意気込んだとしても、何をしたら良いのか具体的な行動がわからなかったり、他に誘惑があったら起業に対するモチベーションなんてすぐに下がってしまうんです。

お金が捨てるほどあったら良いと思いますが、そうじゃないなら「安易な起業」はすぐにお金がなくなってしまいます。

やりたい仕事や好きな仕事で成功している人は一握り

やりたい仕事や好きな仕事をして、それでお金がしっかり稼げたらこんなに最高なことはありませんよね。

それが趣味だったら尚更でしょうし、満員電車に乗らなくても良いならもっと最高ですよね(笑)

ところがどっこい、残念ながらこれでお金をしっかり稼げている人は本当に一握りなんです。

ブーム、タイミング、やりこみ度、これらがピッタリ一致したときに「奇跡的に」うまくいくことはありますが、ものすごくレアなパターンです。

 

例えばYouTuber。

日本でトップのYouTuberといえばHIKAKIN氏がまず挙がると思いますが、HIKAKIN氏は先見の目があり、努力家であり、誰よりも継続する力があるんです。

しかし、HIKAKIN氏が本当に心の底から「動画投稿」をしてお金を稼ぎたいと思っていたかどうかはわかりませんよね。

どこかで知って、動画をアップしてみて、意外と再生数が稼げて、「これはいける!」と思ってやり込むことを決意したかもしれません。

ということは、はじめから「好きなことをして稼ぎたい」と思っていたわけではない可能性も十分にあるということです。

気付き・思考・戦略・行動=結果

僕は戦略・マインドプロデューサーとして起業プロデュースすることもありますし、個人はもちろんのこと、法人の会社を相手に経営コンサルをした経験もあります。

しかし、「起業したい」という相談を持ちかけてくれた人に対し、安易に「起業したほうが良いよ〜」なんてことは言ったことがありません。

だって自分がしんどかったんですもん(笑)

僕は21歳で起業して、そこから勉強代や経験代で軽く400万円以上は使いましたからねぇ。

当時「もっと早く勉強しておけば良かった」と何度後悔したことか、って感じです。。

ただ自信を持って言えるのは、400万円のうちに「騙された」と思うようなことや無駄金になったものは何1つないんです(人を見る目はあるので笑)。

こんな話は置いといてですね、「起業したい」という気持ちは全然良いことだと思うのですが、多くの人はとくに「経営者マインド(思考)」と「戦略」がすごく弱いです。

とても大事な2つなのに、そこをないがしろと言うか、その大切さに気がついてない人が多いんですね。

 

良い結果をもたらす(経営で言えば「稼ぐ」)の方程式があります。

「気付き」×「思考」×「戦略」×「行動」=「理想の結果」

これです。

「気付き」は自分自身のことと商売(商品)の本質で、「思考」は経営者としての資質やマインドセット、「戦略」は何をどのように誰に売るかや具体的な行動、「行動」はその戦略に基づいた意味のある行動です。

ビジネスの本質については、こちらの記事を読んでいただければよくわかってもらえると思います。

嫌なお客さんからの仕事の依頼は引き受けるべき?断るべき?

2018.04.01

得意なことをカスタマイズすることで「強み」になる

自分の得意なことがあったとします。

例えば「絵を描くのが上手」だったとしましょう。

しかし、絵を描くのが上手なだけであればそれは「強み」ではなく、ただの特徴と情報です。

ビジネスというのは、そこからさらにお客さんが求めるもの(ニーズ)にカスタマイズしていくことで、そこではじめて「強み」となり、その価値が認められればお金を受け取れるのです。

そしてその価値をどんどんと磨いていき、ニーズがある程度あることでビジネスというのは成り立つ仕組みです。

関根を例にすると・・・

生まれつき「超感覚」があるということは「強み」ではなくただの特徴です。

そこから人の悩みを解決するためには「本質」と「潜在意識」をより強く感じ取ることが、悩みを根本から改善していくきっかけになるということを考え、「悩みを解決・改善する」というものに超感覚をカスタマイズしたのです。

関根の超感覚についてはこちらに詳しく書いています。

超感覚の最大のメリットは、物事の本質を見極める力です。

2018.03.30

そして、今行っている「戦略・マインドプロデュース」というものは、超感覚を持っているからこその本質を見る力、そして独自の方法で磨いてきた戦略と分析力がある!という特徴に対し、「理想を手に入れるための戦略とマインドプロデュース」という形でこれらの特徴をカスタマイズしたのです。

 

このように、やりたい仕事や好きな仕事で起業するのであれば、必ず「強み」を作らなければいけないというのが絶対条件です。

そして自分自身のこともよく知らなければいけませんし、思考もサラリーマンのままではいけません。経営者とサラリーマンの仕事感はまったく異なるんです。

このあたりはまた別の記事で書いていこうと思いますが。

「自分のやりたい仕事」や「自分の好きな仕事」と聞くと、自己満足の仕事と勘違いしてしまう人もいますが、それは違います。

物々交換と同じで「Aを差し出す代わりにBを持っている人と交換する」というのが基本です。

 

僕も全力で起業を勧めたらもっと稼げるのかもしれませんが、自分自身の責任を考えると、僕も安易に「起業しましょう!」なんて言えません。

それでも「起業したい!」と思う人はそれなりの覚悟と勇気を持って、マインド、戦略をどんどん学び、組み立てていってくださいね。

そして自分の強みになるものを必ずカスタマイズしてください。