子供の精神(情緒)が不安定になってしまう原因と改善策。




こんにちは、関根です。

最近自分の子供の情緒がおかしいことや精神が不安定になっていることで悩んでいる親御さんもいらっしゃることと思います。

●夜遊びが絶えない
●知らない人と会っている
●隠し事が増えた
●家に帰ってこない
●反抗的な態度になった
●すぐに怒り出すようになった
etc…

それが年齢(時期的)によるものなのか、それとも家庭で問題があるのか、はたまた学校(会社)で問題があるのかを見抜くのは難しいかもしれません。

もっとも、「家庭で問題があること」には目を背けたくなるかもしれません。

情緒や精神が不安定になってしまうには、きちんとした原因が存在します。

今回はその原因をズバリお答えしていきます。

根本的な原因は2つ

ここでまず知っていただきたいのは、「理由」と「原因」は似て非なるものと認識してください。

例えば、理由が「年齢的によるもの」だったとしても、これは精神不安定の根本的な原因ではありません。あくまで「理由」です。ですから、理由はたくさんあったとしても、根本的な原因は1つか2つしかありません。

今回の「子供が精神不安定になってしまった場合」の根本的な原因で挙げられるのは2つです。1つずつ見ていきましょう。

コミュニケーション不足

「そんなはずない!我が家は親子仲良しなのに!」とおっしゃる方もいると思います。

しかし残念ながら精神的な問題はそう簡単なものではなく、「仲良し=コミュニケーション満足」ということにはなりません。

もしかしたら子供が気を遣ってくれてるかもしれない、もしかしたら面倒くさいから話を合わせているだけかもしれません。

コミュニケーションがしっかり取れている家庭は、子供を信用し、子供に依存せず、子供に依存させず(お互いに自律)、子供を強制せず、子供に考えさせ、子供を見守りときには上手に支えます。

一方、コミュニケーションが不足している家庭は、子供の意見を尊重せず、親の考えを強要し、子供を深く干渉し必要以上に心配します(依存心)。

子を叱るとき、親が「自分の安心を得るため、または自分の思い通りにさせたい」理由で叱るのは大問題です。こういう親御さんに限って感情的に叱りますから、「叱る」というよりも「怒る」に近いです。

コミュニケーションが不足している家庭の子供は、たとえ学校でいじめられても親には話したくない、家にいたくなくても言えない、両親の不仲が嫌、自分の考えを親に話してもきちんと聞いてくれないなどなど、これらの感情を抱えているために精神が不安定になっていきます。

家にいたくないから夜遊びが増えたり家に帰らない日があったりするかもしれません。ストレスが溜まって小さなことでイライラするかもしれません。

親御さんからするとこう思うかもしれません。

「きちんと3食ご飯も作ってるし、会話もしてるのに」
「言いたいことがあるなら話してくれたら良いのに」
「自分の育て方が悪かったのかしら」
「子供が少し敏感なだけなのかも」
「時期がくれば落ち着くはず」

果たして本来考えるべき部分はこれらのことでしょうか?

自分自身が我が子に尊敬される親であるか、「相談したい」と思えるような親であるかを今一度自問自答してみてください。

愛情不足

コミュニケーション不足と少し似ていますが、愛情不足も子供の情緒・精神不安定に繋がります。

今度は幼少期まで遡ってみてください。子供が甘えたいとき、子供が遊びたいとき、子供が話したいときに子供に充分な時間を作ってあげることはできましたか?

これができていないと、子供の潜在意識の中に「もっと愛してほしい」という心の叫びが植え付けられてしまいます。

「仕事が休みの日にはたくさん遊んだ」
「仕事が忙しくて難しかった」
「子供が甘えてこないタイプだった」

などなど、親御さんの言い分もたくさんあるかと思います。

ですが問題点は「親がどう思ったか」ではなく「子供がどう思ったか」です。

今現在「失恋」が理由で精神不安定になっているとします。とくに中高生であればある程度は誰もが落ち込み、精神が乱れることもあります。

両親からの愛情が足りていたかどうかによって、この精神不安定の時間(期間)も異なってきますし、親に対する態度も変わってきます。

とくに女の子の場合、父親からの愛情が不足していると「男性からの愛情とはなにか」「男の人はどういう生き物なのか」の感覚が非常に弱く、恋愛では深く悩みやすい傾向にあります。

両親が揃っていてお子様が女の子である場合、「父親のことを娘が嫌っている」という過程においては要注意です。この場合、お父さんの言動、そしてお母さんの言動(娘の前で父親の悪口を言うなど)を改める必要があります。

思春期はとても大切な時間

お子さんが思春期で悩んでいらっしゃる親御さんもたくさんいらっしゃいます。

男の子の場合は少し暴力的になってしまうこともあるかもしれません。

思春期は、多くのことを学び、多くのことを失敗し、多くのことを反省できる期間です。

コミュニケーションや愛情をしっかりと子供に与えることができていたら、1〜2年で少々荒れた素行も収まります。ですから、やみくもに心配するのではなく、子供を信じてあげる勇気も必要です。

私事で恐縮ですが、僕にも反抗期がありました。

父親と取っ組み合いの喧嘩をしたこともあり、「次取っ組み合いになったら絶対パンチ食らわせてやるっ!」と意気込んでいました。しかし、次の取っ組み合いが起こっても、結局父親のことをパンチすることはできませんでした。

「無理だ…」

僕はガタイも良く、力もあるほうだったのでまともにやりあえば勝てると思いますし、父親も恐らく「自分が負ける」と思っていたと思います。

パンチするチャンスもいくらでもありました。

でも、手が出ないんです。パンチしたらなにかが終わってしまう気がする・・・言いようのない気持ちが取っ組み合いの最中も襲ってきました。

結局手も足も出ずにふてくされるしかありませんでした。

いつか父親がこんなことを僕に言いました。

『何をしても良い。どんな悪いことをしても良い。でも、人様にだけは迷惑をかけるな。もし人様に迷惑をかけるようなことがあったら許さない。でもお前が未成年のうちは俺が責任を取る』と。

高校生ながら、言葉が出ませんでしたねぇ。

こんな風に思ってくれてたのかーっと荒れた日の自分自身の感情がとても恥ずかしくなりました。

親は子供心なんてわかってくれない!なんて思った日もありましたが、そもそも僕が親心をわかっていませんでしたし、わかろうとする努力もしていませんでした。

コミュニケーションが不足すればお互いに気が付けないこともあります。勘違いしてしまっていることもあります。

愛情が不足すれば「愛」がわかりません。なにが「優しさ」でなにが「厳しさ」なのかもわからずに人から騙される大人になってしまかもしれません。

自分自身の感情がコントロールできないほど、お子様は苦しんでいるかもしれません。

それに気付いてあげるのはお父さん、お母さんであってください。「知りませんでした」「後々知りました」なんてことのないように、子供の心、表情を見逃さないようにしてください。

わからなければ学んでください。学んでもわからなければ誰かに救いを求めても良いと思います。

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 この記事を書いた人
関根 浩平(Sekine Kohei/CekineCo)
コムコナ合同会社CEO/超感覚カウンセラー/マインドプロデューサー/起業プロデューサー

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