はじめての入院|境界性パーソナリティ障害が治った彼女の言葉②




こんにちは、関根です。

今回の記事は下の記事の続編になりますので、まだお読みになっていない方は先にお読みください。

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前回の記事で、病院の先生から『治ったよ』と告げられたときの彼女の気持ちが明らかになりましたが、今回からは診断を受けてからのお話です。

知らぬ間に入院?!

諸々のお話や解説の前に、まずは彼女が書いていたブログをお読みください。

※以下:彼女=陽夏(はるか)

陽夏によると、自分自身が自宅で暴れ、家に警察まで駆けつける騒動になった次の日にはじめての入院をすることになったそうなのですが、この入院が陽夏の感情を大きく変える出来事になりました。

ブログの文中にもあるように、陽夏自身は入院することは伝えられていないにもかかわらず、ご両親と病院との間で既に決まっていました。

親御さんの気持ちはよくわかります。

陽夏に話したところでどうせ嫌がるだろうし、それがきっかけでまた暴れだしたらどうしようという不安、そして自分たちもどうしたら良いかわからないという気持ちがあるはずですからね。

ただこの行動により、陽夏は「親に見捨てられた」「嘘つかれた」「裏切られた」という気持ちが強くなり、僕が陽夏と出会ったときには両親への気持ちはネガティブなものばかりでした。

手足や体の拘束についてですが、こちらは精神科である以上、ましてや症状がひどかったので致し方のないことだとは思います。

強いトラウマ/PTSD

強すぎるトラウマで心身が乱れることをPTSD(心的外傷後ストレス障害)をいいます。

陽夏は入院がきっかけでPTSDになりました。というのも、複雑な感情が入り混じっている様子でした。

自分が暴れたらまた入院させられるかもしれない/考えるだけで心が荒れる/自傷行為で落ち着かせよう/自傷行為後の後悔

これらの感情が入り乱れ、心の中にあるリボンがぐちゃぐちゃに絡まってしまっている感覚を僕は味わいました。

陽夏いわく、「病院の診察は基本は薬の話で病院で行なうカウンセリングは何度も同じこと聞かれるだけでまったく意味がない」ようで、認知療法や心理カウンセリングを不安視していました。

それでいて、「どうせまた私を入院させるんでしょ?」という被害者意識もどんどん強くなっていってしまい、いろんなことがうまく回っていかないマインドであったのは事実です。