人間関係がめんどくさいって思ってしまうのは病気ではなく劣等感の可能性がある




こんにちは、関根です。

人間関係ってめんどくさいと思う時期、タイミングってありますよね。それがあまりにも深刻だと「自分は病気なのか?」と不安に思ってしまっている人もいるかもしれません。

結論から申し上げますと、人間関係をめんどくさいと思うことは病気ではありません。

ただし「人と会うとパニックになる」「人と会うと何も話せなくなる」というような状態はパニック障害やPTSD(Post Traumatic Stress Disorder/心的外傷後ストレス障害)などの精神疾患の恐れがありますので、その点だけご注意くださいね。

というわけで今回は「人間関係がめんどくさい」という人間心理と原因についてお話していきますので、ご自身の気持ちを確認しながら読み進めてみてください。

めんどくさいと思う気持ちの心理

人間関係というものは「自分の感情(価値観)」と「相手の感情(価値観)」が交差しますので、関係する人物全員の心理がはたらいています。

たとえばあなたが「この人苦手」「この人は私のことがあんまり好きじゃないと感じていそう」というような意識あれば、「必然的に人間関係ってめんどくないなぁ」と感じるようになります。

多くのめんどくさい理由の根源はここなのですが、別の例もあります。

それは自分自身に強い劣等感を感じている場合です。

劣等感(れっとうかん)というのは「自分は他人よりも劣(おと)っている」という心理・感情です。

自分のことをあまり詳しく聞いてほしくない、自分のことなんて話したくないなどの劣等感を抱いている場合は相手に関係なく人間関係をめんどくさがってしまう傾向にあります。

ではなぜ劣等感を感じるようになってしまったのでしょうか。

劣等感を感じるようになってしまった原因

多くは幼い頃に原因があります。まれに大人になってからも劣等感を抱き始めることがありますのでひとつずつ説明していきますね。

親から褒められたことがない

子供は親に褒められたいという心理を持っています。しかし親から褒めてもらった経験がないと、物事の正解不正解を認識できずに成長してしまった可能性があります。

物事の良し悪しの判断にも繋がってくるのですが、「褒めてもらえたぞ!」という体験(経験)がないと子供は積極性を失い、他者と自分を無意識に比較する考えを持ち始めます。

体の成長と共に「人と比較する思考」にクセがどんどん強くなり、「どうせ自分なんて」という気持ちが心の中に植え付けられてしまいます。

ミスが多く、成功体験が少ない

ここでいう「ミス」は社会人であれば職場での失敗や人間関係のトラブル、無職の方であれば「進むべき道」として捉えてみてください。

失敗が多く成功体験が少ないと、心理としては「また失敗するかもしれない」というネガティブなエネルギーが体内を巡ってしまいます。

このネガティブなエネルギーが「劣等感」という大きなエネルギーを生み出し、「人間関係なんてもうイヤだ!ずっと一人で良い!」と思い始めてしまいます。

結果を急ぎすぎる

劣等感とは少し話が異なりますが、人間関係をめんどくさいと思っている人の思考のひとつです。

何に対しても結果を急いでしまう人がいます。

良好な人間関係とは、言い換えれば信頼関係です。信頼関係を築いていくためにはある程度の期間や濃度(どの程度付き合うか)が関係しています。

結果を急ぎすぎてしまう人は長い期間信頼関係を構築していくことにめんどくささを感じてしまい、「やっぱり中高生時代の友達のほうが良い」という感覚を覚えやすいです。

このような場合、中高生時代の友達も「時間かけて信頼を築いてきたんだ」と認識する必要があります。

既に仲の良い友達がいると、他の人とも早くその友達と同等レベルの人間関係を作りたいと思ってしまうのがこの場合の深層心理です。

人間関係は成長していく材料

「人間関係=めんどくさい」という方程式が出来上がってしまっている場合、認識を変えたほうが生きやすくなります。

例えば人間関係は「成長していくための材料」や「人生における学び」に置き換えることができます。

向上心が今薄れている人からするとイメージが湧きにくいかもしれませんが、人間関係は自分自身を成長させたり、鍛えたりしてくれるものです。

全員が全員あなたと相性の合う人であれば、居心地は良いのですがそこからの学びや成長はありません。

自分と合わない人がいて、「この人はこういう考えなんだ」「こういう考え方もあるんだなぁ」「自分はこういう人には絶対にならないぞ」といったその人と関わった上で生まれてくる感情が学びや成長なんです。

極端なことを言ってしまえば、自分と全くウマの合わない人、自分勝手な人、他力本願な人、責任転嫁する人などなど、いろんな人と出会って人間関係を嫌々でも続けていくと、とても大変で疲れますがものすごく大きな収穫があるのです。

めんどくさくない人間関係を作るためには?

学びや成長があるということはわかったとしても、実際にそれを心から感じていくことはそう簡単なことではないと思います。

物事はケースバイケースで、「付き合わないほうが良い人」「相手にしないほうが自分のため」ということもたくさんあります。

その上で「めんどくさくない人間関係を作る方法」があります。

それは自分自身を確立させること、ふわふわせずに自分の意思と意見を持つことです。

なぜかと言うと、自分自身の好き嫌い、明確な意思や意見がない人は自分という1人の人間が確立されていませんので、いろんな人が寄ってきてしまいます。

ときには良い人間関係があり、ときにはめんどくさい人間関係があるのが人生なのですが、できる限り良い人間関係を作っていきたいのであれば、「自分」という一人の人間を客観視(第三者目線)し、セルフマインドプロデュースをしていくことが望ましいです。

人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く。

2018.04.12

人間関係の悩みがあるなら、思い切ってリセットして頭の中を整理しよう

2018.05.02

人間関係において大切な考え方の記事を上に2つ貼りましたので、良ければ読んでみてください。

自分の気持ちに素直になろう

人間関係は円満に自分の人生を歩んでいくために必要なものです。

人間関係に大きな悩みを抱える人は「一人で生きていくんだ!」「結婚しないし別に人間関係なんていらない!」と思ってしまうかもしれません。

それが本当に素直な気持ちであれば否定しませんが、もし心のどこかで「本当はいろんな人と仲良くなりたい」と思っているのであれば、その願い(理想)は実現できるものです。

もちろんすぐにそれが実現できるわけではありませんが、いろんな人と出会い、失敗と成功を繰り返していくことで新しい気付きや思考が生まれてきます。

言いたいことは言う、言わなくて良いことはグッと堪える、相手を思いやる気持ちがあるからこそ言うなど、自分の真っ直ぐな気持ちに素直になることで見えてくる世界があります。

とまぁ自己啓発的なことを言いましたが、人間関係をめんどくさいと思う気持ち自体は病気というわけではなく、多くの人が思っていることですのでどうぞご安心ください。

ただし「めんどくさい」と思う気持ちには原因がありますので、改善したいと思う人はまずは今日の記事を参考にしながら原因を特定してみてください。

原因がわかれば、改善の糸口がきっと見えてくるはずです。