境界性パーソナリティ障害の人への接し方は、できたことに対して褒めることです




こんにちは、関根です。

人間関係での状況に応じた接し方はとても難しいものですよね。

とくに境界性パーソナリティ障害の人のご家族、彼氏・彼女は「どのように接したらよいか」を迷っていることが多いようです。

このブログでもお話していますが、僕の彼女は境界性パーソナリティ障害を患い、約2年でほぼ克服しました。

境界性パーソナリティ障害の特徴と2年でほぼ治った彼女の話

2018.04.11

そのときに、僕は彼女に対しての接し方で一貫したものがありました。

それは「できたことに対して褒めること」です。

これを最低限の接し方のベースとして定めていたのですが、これには僕なりの明確な理由があります。

その理由をお話していきますね。

境界性パーソナリティ障害とは

まず、境界性パーソナリティ障害についてです。

境界性パーソナリティ障害、または境界性人格障害(BPD/ボーダー)とは、気分の波が激しく感情がとても不安定、物事の良し悪しを両極端に判断したり、強いイライラ感が抑えられないといった症状を持つ精神疾患です。

できないことやミスを責めない

「できたことを褒める」ということは、「できないことやミスは責めない」ということです。

境界性パーソナリティ障害は「うつ病」「ADHD」「統合失調症」などの精神疾患と併発することが多く、アスペルガー症候群(発達障害の一種)と併発する場合があり、それぞれの専門家にしっかりと診てもらわないと正しい判断はできません。

僕は医者ではないので安易に素人判断はできないのですが、彼女と交際してから間もなく「ADHDの可能性もある」と感じました。

これまでADHDの患者さんをカウンセリング(もしくはコンサルティング)してきたことが何度もありますので、直感的なものです。

そこで僕は「境界性パーソナリティ障害」と「ADHD」の2つの視点で彼女と接していく必要があると感じました。

ここではADHDの詳しい症状や具体的な特徴は書きませんが、よくある特徴で、「指示されないと動けない」「説明書を読んでも理解できない」「じっとしているのが苦手」などがあります。

もちろん、これは僕の彼女もすべて当てはまっていました。

ですから「できないこと」にフォーカスをしてもそれは無意味だと感じたのです。

まず「できないことやミスを決して責めない」姿勢が大切で、境界性パーソナリティ障害の人に成長してもらうためには「できたことを褒める」ことが合理的で確実です。

境界性パーソナリティ障害の人への接し方でやってはいけない3つのこと

2018.04.24

上の記事では 「やってはいけないこと」を具体例を交えながらお話していますので、ぜひ読んでみてください。

できないことやミスを責めるとどうなるか

境界性パーソナリティ障害の人が一番に感じることは、自己嫌悪に陥り、他者(家族や彼氏彼女)に対して強い怒りを抱きます。

「だからできないって言ったのに!」「なんで協力してくれないの?」「もっとすべてを細かく言ってくれないとわかんないよ!」と怒り出してしまったり、ときには明らかに自分自身の責任であっても責任転嫁(他の人のせいにする)してしまうこともあります。

できたことを褒めるとどうなるか

これは境界性パーソナリティ障害の人に限った話ではありませんが、褒められたら誰でも嬉しいものですよね。

境界性パーソナリティ障害の人は自分自身への自信があまりない(一部分においてすごく自信を持っていることもある)ので、褒められると「良かった、自分にもできた!」と喜んでくれます。

この喜びが蓄積されると少しずつ「自信」へ変わってきます。

つまり、一度クリアしたことのあることは2回、3回と繰り返すことにより、確実にできるように変化(成長)していきます。

この変化は境界性パーソナリティ障害の症状にとっても良いものですし、ADHDの日常生活における工夫にも繋がるのです。

理想的な褒め方

境界性パーソナリティ障害の人への理想的な褒め方があります。

それは、たとえあなたや家族が手助けをしていたとしても、それを「自分(私)が協力したからできた」という感情を捨てて、「すごいじゃん!よく頑張ったねー!」とただ褒めてあげることです。

ここで「自分(私)が協力したからできた」という感情を渡してしまうと、依存・共依存になってしまう確率も高くなってしまうので注意が必要です。

共依存についての記事がありますので、もしよろしければ読んでみてください。

境界性パーソナリティ障害を患う子のお母さんは共依存と過保護である可能性が高い

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境界性パーソナリティ障害の彼氏・彼女との恋愛は共依存になりやすい

2018.04.16

理想的な褒め方はこれだけですので、境界性パーソナリティ障害の人へ今日から即実行してみてください。

どんなに小さなことでも褒めるところを見つけていく

境界性パーソナリティ障害の人と接する場合、周りの人(家族や彼氏彼女)は褒めるところをどんどん見つけていく意識を持ってください。

「そんなに褒めたら調子に乗っちゃわない?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、「調子に乗らないようにする」のはまた別の知識とスキルが必要ですからここではなにも考えずに、ただただ見つけ出してあげてください。

これを繰り返していくことで、「この人は自分のことをちゃんと見てくれている」という認識になりやすくなり、あなたのことを敵視することが減ったり、あなたをもっと信用するようになったりします。

つまり、良好な関係を築いていくための行動でもあるのです。

そして「病気だから」とあまり特別視をしすぎないようにしてください。

境界性パーソナリティ障害という病気を患っていたとしても、女性であれば女性らしさがあり、男性であれば男性らしさもあり、好きな食べ物だってあるし、好きな場所や好きな映画だってある「普通の人」であるということを忘れないでくださいね。

お知らせ

僕の彼女は境界性パーソナリティ障害を患っていました。彼女と出会ってから克服までの流れは大まかに下記の記事でお話しています。

境界性パーソナリティ障害の特徴と2年でほぼ治った彼女の話

2018.04.11

そして、決してお医者さんは推奨しないであろう方法・戦略で僕が境界性パーソナリティ障害だった彼女に行なったことなどを詳しく書き綴ったコンテンツを公開しました。

タイトルは、『境界性パーソナリティ障害の彼女と本気で向き合った2年間』です。

多くの方に真似をされてしまってはいけませんので、ブログでは書くことのできないことがこのコンテンツには書かれています。

「病気を治す参考」にはならないと思いますが、彼女の心の叫びを感じ取った鑑定方法や彼女が大暴れしてしまったときの対処法なども含め、できるだけ時系列に沿って書いています。

有料コンテンツではありますが、病気で苦しむ方や親御さん、境界性パーソナリティ障害のパートナーを持つ方にぜひ読んでいただけたらと思っています。

またご購入者様限定で18,000円相当の特典をお付けしております。

 

その他、境界性パーソナリティ障害の記事一覧は「こちら」からご覧いただけます。